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Cohere社「Oracle NetSuite(ネットスイート)」を導入、AI技術イノベーションを加速

米国Oracleは2023年10月17日、カナダのエンタープライズ向けAIスタートアップであるCohere社がクラウドERP「Oracle NetSuite(ネットスイート)」を採用・導入したと発表しました。
Oracle NetSuite(ネットスイート)の特徴や詳細については、こちらも参照ください。

Cohere社は、エンタープライズ向けAIプラットフォームのリーディング・カンパニーであり、企業が直感的かつ自然に情報を検索、生成、分析できるようなAIテクノロジーを提供しています。
同社におけるNetSuite(ネットスイート)導入の背景としては、「トロント、ベイエリア、ニューヨーク、ロンドンなどに200人以上の従業員を有する事業に成長したことで、財務システムをアップグレードし、手作業への依存を軽減する必要がありました。」とのことです。

Cohere社のプレジデント兼COOであるMartin Kon氏によると、「NetSuite Revenue Recognitionを利用して収益管理プロセスを自動化し、数週間ではなく数日で決算を完了できるようになります。拡大するグローバル事業全体の財務プロセスをさらに効率化するため、Cohere社は、「NetSuite OneWorld」を導入・活用します。その目的は、リアルタイムの通貨換算機能と財務報告の統合により、複数の通貨と子会社を管理すること、また、現地の会計、税務、その他の企業コンプライアンスを確保することです。」としており、グローバルでの急速な事業拡大のために必要と判断したことが伺えます。

日本の導入事例においてもそうですが、事業の拡大、グローバル対応、といったことがトリガーとなり、Excel運用や簡易ツール・システムからの脱却、そして成長のための基盤としてNetSuite(ネットスイート)のようなクラウドERPが本命として選択されている印象をより強くしました。

また、Martin Kon氏の述べた以下コメントはNetSuite(ネットスイート)の今後についても非常に示唆あるものと感じます。
「私たちは、顧客として、またテクノロジー・パートナーとして『NetSuite(ネットスイート)』と協力し、お客様がAI技術を活用して生産性を向上できるよう支援していきたいと考えています。」

単なるNetSuite(ネットスイート)導入に留まらず、Oracle社とAIプラットフォームのリーディング・カンパニーであるCohere社が協業することで、NetSuite(ネットスイート)の将来ロードマップにも大きな影響を与えていくものとなるでしょう。
同社の今後の動向に注目していきたいと思います。

Oracle NetSuite(ネットスイート)の特徴や詳細については、こちらも参照ください。

引用元:
https://www.oracle.com/jp/news/announcement/suiteworld-cohere-taps-netsuite-to-scale-business-processes-2023-10-17/

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